水路隧道



 


広島県
JR山陽本線
名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
岡山県境~大門駅間
(仮)野々浜橋梁 半円 4 人道
水路
整石 整石 両出 1連 (仮)大門駅東橋梁
元々水路だったのを人道に転用した模様
煉瓦アーチが白くペイントされている
大門駅~東福山駅間
(仮)大門架道橋 半円 4 車道 整石 整石 両出 1連 (仮)大門駅西跨道橋
南側は坑門、内部側壁がコンクリで覆われている
南側が後年物か
北側石積み坑門の上部の笠石にあたる部分に、
イギリス積みの煉瓦があり珍しい
(仮)大門橋梁 半円 4 水路 整石 整石 両出 1連 (仮)大門駅西橋梁
南側は坑門、内部側壁がコンクリで覆われている
2ヶ所に境目があり、2期に渡って拡幅されたか
北側石積み坑門の上部の笠石にあたる部分に、
イギリス積みの煉瓦があり珍しい
(仮)引野架道橋 半円 4 車道 整石 整石 片出 1連 (仮)引野町跨道橋
アーチ環、内部アーチは白く厚塗りされており、ぱっと
見では煉瓦アーチが分からなくなっている
東福山駅~福山駅間
※未発見
福山駅~備後赤坂駅間
(仮)小田川西橋梁 半円 水路 整石 挟まれ 1連 2.42m
(8尺)
両側ともにコンクリアーチにて拡幅されている
尚、この水路両側に廃石桁橋が残存する
往時は主要道だった可能性がある
備後赤坂駅~松永駅間
※未発見
松永駅~東尾道駅間
(仮)南松永東橋梁 石桁 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 通常ならアーチにしそうな佇まいだが、ここは桁
笠石部にデンティルの装飾有り
(仮)南松永西橋梁 石桁 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 通常ならアーチにしそうな佇まいだが、ここは桁
(仮)南松永東橋梁よりは控え目な印象
東尾道駅~尾道駅間
長筋橋梁 欠円 2 人道
水路
煉瓦 煉瓦 両出 1連 煉瓦橋台に突っ張り棒のような上下アーチ構造物
が存在する超特殊物件
厳密には煉瓦アーチ橋梁ではないが、特別にカウント
する
天地を向いた2層の両アーチ環は焼過煉瓦、挟ま
れた部分はイギリス積みとなっている
煉瓦の橋台も装飾的で、隅石やイギリス積みの
小口一列飛ばしで焼過煉瓦を採用している
(仮)久保橋梁 石桁 人道 煉瓦 煉瓦 片出 1連 一風変わった石桁橋梁
坑口上部からイギリス積みの小口面3分の1づつ
ずらして石桁に至るまでの坑口を窄めている
素人目にも橋梁の強度が増しそうな雰囲気を
感じる
ある意味変形リブアーチに見える
尾道駅~糸崎駅間
(仮)観音寺下橋梁 石桁 水路 煉瓦 煉瓦 片出 1連 (仮)久保橋梁の縮小版のような橋梁
坑口上部から長手積みを配し、5分の1程づらし
て石桁に至るまでの坑口を窄めている
糸崎駅~三原駅間
※未発見
三原駅~本郷駅間
(仮)本谷川西橋梁 半円 4 水路 煉瓦 整石 片出 1連 2.42m
(8尺)
片出だが、アーチ環や一部内部アーチは白ペイントの
厚塗り補修がされている
拡幅のコンクリアーチは何故か放物線アーチ
本郷駅~河内駅間
(仮)菖蒲第一橋梁 石桁 水路 整石 挟まれ 1連 菖蒲第一踏切の西側にある
拡幅部が長く、且つ狭低い物件の為、接近不能
(仮)北亀津橋梁 半円 3 車道 煉瓦
整石
整石 片出 1連 2.42m
(8尺)
永福寺の参道の橋梁と思われる
坑門に掠れた文字で「北亀津」とある、ような気
がする
(仮)田中C橋梁 石桁 水路 整石 整石 片出 1連 東側に「田中B橋梁」というガーダー橋があるので
下り線側にあるこれは「田中C」ではないかと…
石桁直下の側壁部一段が迫り出し、さらに下流
に向けて天井が数段毎の階段状に下がってい
くというかなり特殊な構造を有する
河内駅~入野駅間
※未発見
入野駅~白市駅間
(仮)入野川架道橋 半円 3 車道 整石 整石 片出 1連 2.73m
(9尺)
オーソドックスな石坑門煉瓦アーチ架道橋
白市駅~西高屋駅間
10 (仮)小谷橋梁 半円 3 人道
水路
整石 整石 挟まれ 1連 1.82m
(6尺)
挟まれだが、一部石積み坑門が確認できる
坑門に掠れた文字で「○西」とある。「宮西」?
「富西」?ただし、西も違うかもしれない
11 (仮)小谷上条橋梁 半円 3 人道 整石 整石 片出 1連 1.82m
(6尺)
小谷橋梁のすぐ西側にあるが、こちらは片側の
坑門が露出している
西高屋駅~西条駅間       
new
(仮)西条橋梁
石桁 水路 整石 整石 片出 1連 南側に石積みの坑門が残る
笠石も切石積み
桁を支える上段の側壁石積みが持ち送り積み
2022年12月訪問
西条駅~寺家駅~八本松駅間
    ※未発見                     
八本松駅~瀬野駅間
new
(仮)上瀬野橋梁
 
石桁 水路 整石 挟まれ 1連 車道から金網をされた2連のコンクリアーチが見える
中を覗くと石桁を発見
車道は旧山陽道で、この道下にも2連の石桁が
ある。車道石桁は西側にもう一か所あるが、山
陽本線下はこの1か所のみ
金網+車道下も狭いので潜入困難。北側の状
況は不明
2022年12月訪問
12 new
一井谷架道橋
半円 車道 整石 挟まれ 1連 1.82m
(6尺)
  水路と車道でサイズ違いの煉瓦拱渠が並ぶ、変
則メガネ橋
北側はコンクリ拡幅。南側はバットレス補強されてお
り、坑門の視認ができない。煉瓦の巻厚は2層ま
で確認できる
2022年12月訪問
13 new
一井谷橋梁
半円 4 人道 整石 挟まれ 1連 4.24m
(14尺)
  河川名は飯谷川
軽トラ規格の車道に比して大きさが際立つ河川橋

北側はコンクリ拡幅。南側の坑門が視認できる
コンクリ拡幅部は放物線アーチになっている為、見方
によっては煉瓦の方も放物線に見える
坑門は架道橋と一体化しており、笠石がまとめ
て傾斜している
2022年12月訪問
瀬野駅~~~広島駅~~~大野浦駅間
    ※未発見                    
大野浦駅~玖波駅間    
new
(仮)唐船浜橋梁
石桁 水路 整石 挟まれ 1連   トウセンバと読む
桁を支える上段の側壁石積みが持ち送り積み
2022年12月訪問
玖波駅~大竹駅間   
new
(仮)小方橋梁
石桁 水路 整石 両出? 1連   坑門はないと思われる
西側を確認。東側視認容易そうだが未確認
2022年12月訪問
大竹駅~山口県境間
    ※未発見                    
      JR呉線      
    名称 アーチ
形状
巻厚 利用
形態
坑門 側壁 状態 径間
径間

高さ
(実測)
特記
三原駅~~~呉駅間 ※この区間の開業は昭和に入ってから。煉瓦の可能性は低い     
    ※未探索                     
呉駅~川原石駅間   
    ※未発見                     
川原石駅~吉浦駅間  
14  new
川原石第4橋梁
半円 3 人道 整石 整石 両出 1連 1.82m
(6尺)
  ほぼ往時の姿を留めており、特に北側の雰囲気
が良い
2022年12月訪問
15  new
水ヶ迫川橋梁
半円 4 水路
人道
整石 整石 両出 1連 3.64m
(12尺)
  川の大きさに比べて大きすぎでは?と思っていた
が、内部は水路と人道が6:4になっていた
国道31号線の架道橋ができる前は人を通してい
たと思われる
因みに、南側の写真はお宅の許可を頂き撮影
した
2022年12月訪問
16  new
新宮川橋梁
半円 4 人道
水路
整石 整石 片出 1連 2.42m
(8尺)
  南側はアーチ部はコンクリ、側壁と坑門は谷積みの
切石で拡幅されている。拡幅の施工方法から
かなり初期の拡幅と思われる
2022年12月訪問
new
(仮)吉浦潭鼓橋梁
石桁 水路 整石 両出? 1連   元々あった池の真ん中に線路を通すために築
堤を造り、水が行き来できるようにこの石積みの
暗渠が造られたようだ(今昔マップから推測)
満潮により海水が神賀川を遡上しないように、一
時的に海水を溜める遊水池としての役割がある
と推測(実際、吉浦遊水池ポンプ所という設備が
ある)※当方訪問時は干潮
今昔マップでは、呉線ができる以前は海に並行
してあと4つ遊水池があった模様
吉浦大川や宮川用として当時は必要だったのか
もしれない
2022年12月訪問
吉浦駅~~~海田市駅間        
    ※未発見